アゼアス株式会社は、「社会や暮らしに安心や快適、そして彩りを提供する企業」として、防護服、環境資機材・機能性建材・アパレル資材の3つの事業を展開しています。
防護服におけるトップランナーとして、事業を通じお客様の幅広いニーズに応えるとともに、地球の環境と安全に貢献できる存在感のある企業を目指しています。
Shippioを2020年からご活用いただいており、コロナ禍における取扱商品の需要が急拡大する中で、Shippioクラウドサービスを活用し、どのような効果を創出してきたのかについて、お話をお伺いしました。
小島様: きっかけは、従来のオペレーションフローでは徐々に業務が回らなくなってきたと感じていた時期に、Shippioを知ったことでした。アゼアスでは、近年の取扱商品の需要急拡大と、新型コロナウイルス感染症による世界的なサプライチェーンの混乱により、オペレーション業務の負荷が非常に高まっていました。
加えて、サプライチェーンマネジメント(SCM)全体の効率化と品質向上を図るというミッションも担っていましたが、目の前の輸配送手配や変更対応に追われ、本来注力すべきSCM最適化の業務になかなか手をつけられないという課題を感じていました。
そんなタイミングで、Shippioを知り、貿易業務の負担軽減と効率化の実現を目指し、導入を進めました。
アゼアス株式会社 調達・物流部 生産・調達課 課長 小島 良介様
貿易業務効率化プロジェクトは、実際にShippioがアゼアス社の輸配送手配を行い、現状の業務内容を棚おろしすることから始まりました。具体的には、Shippio側でフローチャートを作成し、いつ、誰が、誰と、どのような業務を行い、どの業務にどれだけの時間を費やしているのかを可視化しました。
業務フロー及び業務内容を可視化することで、プロジェクトを通して以下3つの課題が浮き彫りになりました。
1つ目の課題は、需要が急拡大することにより、これまでは処理できていた案件を、マンパワー不足で処理しきれなくなり、ドレージ(コンテナの陸上輸送)の変更手配漏れや、遅延情報の入手遅れによるドレージのキャンセル料発生などのトラブルが生じていました。
2つ目の課題は、輸入手配を行う部署と、納品先倉庫への納期調整を行う組織が異なるため、それぞれが本船動静及びドレージ手配状況を管理するという、重複業務が発生していました。その結果、本船遅延に伴うドレージ手配の変更が必要な場合に、各組織を横断するコミュニケーションが頻発するという、複雑なフローができてしまっていました。
3つ目の課題は、メール及び電話で受けた情報をエクセルに入力する貿易業務管理では、本船や納期が変更される度に更新が必要となります。そのため、需要急増局面においては、業務負担の増加に加えて更新データを人力で確認する必要があり、情報の鮮度という点においても課題を抱えていました。
さらに、メールでのコミュニケーションは検索性が悪く、案件終了後に再び添付された貿易書類を確認する必要がある点も課題となっていました。電話でのコミュニケーションについても、迅速に会話はできるものの、共有情報の記録漏れや正確性が課題となっていました。
上記3つの課題を解決するため、以下2つのソリューションを活用しました。
1つ目のソリューションについては、Shippioクラウドサービスを用いることにより、リアルタイムでの本船動静の確認ができるようになり、各案件の進捗及び手配状況も一目で視認できるようになりました。
また、輸入手続きの多くをShippioクラウドサービス上で完結できるようになり、エクセル管理の大幅縮小及びコミュニケーションの円滑化を実現し、情報の管理効率を大きく向上させることができました。
2つ目のソリューションについては、一連の輸入に携わる関係者がShippioクラウドサービスを利用することで、部署をまたいだ重複業務を解消することができました。結果として、業務負担軽減及び情報伝達の迅速化、情報鮮度の向上も実現することができました。
これまでの取組みについて、実際のオペレーション業務担当者である安藤様に具体的な削減効果をお聞きしました。
アゼアス株式会社 調達・物流部 生産・調達課 安藤 裕介様