概要
本セミナーは、参加者同士の交流やリアルな学びの場としてオフラインで開催されます。
2025年の国際物流は、紅海危機、相互関税措置、アライアンス再編、環境規制による減速航行など、「コントロール不能な外部変化」が連続した激動の一年でした。これらの事象は、企業の国際物流における属人的な管理の限界と、予期せぬリスクが経営を直撃する危険性を浮き彫りにしています。
本セミナーは、単なる市況解説に留まらず、この激動の「外部環境の理解」を通じて、皆様に「自社の業務に変革が不可欠である」という切実な気づきを得ていただくことにあります。
海運業界の第一線で活躍する専門家、日本郵船の原氏が2025年の市場総括と2026年海運トレンドの具体的な見通しを解説。続いて、神奈川大学の松田教授が、市況変動が企業の経営(コスト、納期)に影響する構造を深掘りします。
そして、Shippioの川嶋が、これらの外部リスクに対し、企業が取るべき具体的な対策を提言。オフラインならではの“気づきと共感”を通じて、可視化・自動化(貿易DX)がいかに不可欠な経営課題であるかを明確に認識していただきます。
2026年に向け、リスク管理と業務効率化を真剣に考える、荷主企業の経営層・管理者・実務担当者様は、ぜひ50名限定の本イベントにご参加ください。
※本セミナーは抽選制で50名限定の参加となります。ご参加をご希望の方は、12月12日(金)17時までにお申し込みください。当選された方に、当日の入館証をお送りいたします。
アジェンダ
- 開会挨拶
- セッション①:2025年海運市況の総括
- セッション②:2026年をどう読むか。減速航行・欠便率上昇が示す構造変化
- 懇親会
こんな方にオススメ
- 物流・SCMの企画業務や物流費の分析業務を行っている方
- 自社物流に課題意識をお持ちの経営層の方
- 海外の国際物流の取組事例に興味がある方
- 持続可能なサプライチェーン構築を目指す方
登壇者
原 源太郎
日本郵船株式会社 調査グループ グループ長代理
1994年 日本郵船株式会社入社。
東京船舶出向、NYK LINE (N.A.) INC、オーシャンネットワークエクスプ レスジャパン中部支店を経て、2022年4月より日本郵船株式会社調査 グループ グループ長代理。
『世界のコンテナ輸送と就航状況 2024年版』(日本郵船調査グループ 編、一般社団法人 日本海運集会所発行)の執筆担当。
松田 琢磨
神奈川大学 経済学部 教授,(公財)日本海事センター 企画研究部 客員研究員
筑波大学第三学群社会工学類卒業。東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)(東京工業大学)(公財)日本海事センター主任研究員、拓殖大学商学部の教授を経て,現職。研究分野は海運経済学,国際物流など。
‘Monopoly in Container Shipping Market: An Econometric Approach’(共著、2021年)、『新国際物流論 基礎からDXまで』(共著,2022年),『日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?』(共著,2023年),『コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!』(2023年)などの著書/論文がある。
所属学会は日本海運経済学会(常任理事,産官学連携委員長,編集副委員長),日本物流学会(理事,編集委員),国際海運経済学会(IAME),日本経済学会,土木学会,日本交通学会,公益事業学会,日本クルーズ&フェリー学会。2021年5月よりNewsPicksプロピッカーも務める。
川嶋 章義
Shippio エバンジェリスト
総合物流会社の配送センターでの現場管理・提案営業、大手電機メーカーでの物流企画を経験した後、国際物流プラットフォームを提供する株式会社Shippioに参画。
貿易領域の業務の効率化・標準化の数々のプロジェクトを経験。
現在はShippioエバンジェリストとして、最新の国際物流情勢をリサーチしながら、500名を超えるセミナーを毎月実施。
会場
WeWork 日比谷FORT TOWER 都営三田線 内幸町駅(A6出口)直結
東京都港区西新橋1-1-1 日比谷FORT TOWER 10F
開催概要
| イベント名 | 海運トレンド2025年振り返りと2026年見通し -激動の一年を振り返り、どう備えるか- |
|---|---|
| 日時 | 2025年12月17日(水)開場/17:30、セミナー・懇親会/18:00~20:00 |
| 会場 | WeWork 日比谷FORT TOWER |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法 | 50名限定の抽選制 下記の申込フォームから送信ください。 |
