概要
2026年、コンテナ輸送市場は年初の想定とは異なる展開となりました。
関税政策や地政学リスクなど様々な向かい風があるなかでも、世界のコンテナ荷動きは年初予想を上回って推移しています。2026年上半期の世界コンテナ荷動きは前年同期比5.2%増となり、主要予測機関・船社も年間の荷動き見通しを上方修正しています。
一方、中国・欧州をはじめとする港湾混雑や喜望峰迂回などにより、船舶の回転率や実効的な輸送能力が制約され、船腹需給が緩みにくい状況が続いています。特に欧州では、貨物量の増加に対して港湾キャパシティの拡張が追いつかず、本船遅延やバンチングなどが物流のボトルネックとなっています。
本ウェビナーでは、日本郵船株式会社 調査グループ長 原 源太郎氏をお招きし、「2026年に何が起きたのか」「なぜ遅延や船腹需給の不安定な状況が続いているのか」「2027年に向けて何を見るべきなのか」という流れで、コンテナ輸送市場の現在地と今後を読み解きます。
また、本船遅延や港湾混雑が荷主企業の輸送計画にどのような影響を与えるのか、輸送サービスを選定する際に運賃やスペースだけでなく、輸送日数・港湾稼働状況・ターミナルなど、どのような情報を確認すべきなのかについても考えます。
2027年は大量の新造船竣工が見込まれる一方、港湾キャパシティは短期間には拡張できず、港湾混雑が引き続き船腹を吸収する可能性があります。単なる運賃予測にとどまらず、変化の大きいコンテナ輸送市場をどのように捉え、物流計画に生かしていくべきかを考える60分です。
アジェンダ
- 2026年のコンテナ荷動き・海運市況を振り返る
- なぜ船腹需給は緩みにくいのか ― 港湾混雑と実効輸送能力
- なぜ本船遅延は発生・累積するのか
- 新造船大量竣工を控える2027年のコンテナ輸送をどう見るか
- 荷主・国際物流事業者がこれから見るべきポイント
- 質疑応答
こんな方にオススメ
- 国際物流・SCM・貿易実務を担当されている方
- 本船遅延や港湾混雑、ドレージ再手配などに課題を感じている方
- 2026年のコンテナ荷動き・海運市況を整理したい方
- 2027年の船腹需給や輸送環境の見通しに関心がある方
- 運賃だけでなく、輸送日数や安定性を踏まえて輸送サービスを選定したい方
登壇者
日本郵船株式会社
調査グループ グループ長
原 源太郎
1994年、日本郵船株式会社入社。コンテナ輸送の営業、アジア域内航路の船隊整備・航路運営、現地法人管理、情報システムの開発・導入などに従事。東京船舶株式会社、NYK LINE (N.A.) INC.、NYK Container Line株式会社、オーシャンネットワークエクスプレスジャパン株式会社などを経て、2022年より日本郵船 調査グループ。2026年より現職。
川嶋 章義
Shippio エバンジェリスト
総合物流会社の配送センターでの現場管理・提案営業、大手電機メーカーでの物流企画を経験した後、国際物流プラットフォームを提供する株式会社Shippioに参画。
貿易領域の業務の効率化・標準化の数々のプロジェクトを経験。
現在はShippioエバンジェリストとして、最新の国際物流情勢をリサーチしながら、500名を超えるセミナーを毎月実施。
開催概要
| イベント名 | なぜ遅延と港湾混雑は続くのか? 2026年海運市況の振り返りと2027年の展望 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月9日(金)11:00-12:00 |
| 会場 | オンライン(ZOOM) |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法 | 下記の申込フォームから送信ください。 |
