概要
物流が企業の競争力を左右する現代、CLO(Chief Logistics Officer)の設置は、単なる制度対応ではなく、経営と現場の断絶を埋め、物流を“経営の武器”として再定義するための重要なステップです。本セミナーでは、CLO設置義務化の背景を踏まえつつ、CLOに求められる視座と役割、そして企業価値の最大化に向けた物流マネジメントの在り方を解説します。
中でも注目すべきは「ロジスティクスKPIの再構築」です。現場で発生するムダ・ムラ・ムリを、他部署が暗黙的に吸収してしまうことで、真の課題が見えづらくなり、改善が停滞するという「KPIのブラックボックス」が多くの組織に存在しています。この構造的な問題を解消するには、経営と現場の両方の視点を持つCLOが、部門横断で納得性の高いKPIを設計することが不可欠です。
本セミナーでは、こうした課題に向き合うための考え方に加え、ロジックツリーを活用したKPI設計の具体的手法も紹介します。ロジスティクス部門の価値を経営に正しく伝えるために、今見直すべき指標とは何か。経営層・マネジメント層・物流責任者の皆さまに、実践的かつ戦略的なヒントをお届けします。
アジェンダ
- CLO(Chief Logistics Officer)設置義務化の背景とCLOの役割
- ロジスティクスKPIの再構築が求められる理由
- ロジスティクスKPIの設計方法
- CLOに求められるKPI設計
- ロジックツリーを用いたKPI設計
こんな方にオススメ
- DXの推進に課題感を抱える荷主企業の皆様
- 経営企画で財務改善に取り組まれている方
- SCM・物流部門の部長やマネジメント・企画の方
- SCM最適化・データ活用がミッションの方
- 物流コストの最適化のミッションを持たれている方
登壇者
竹原 功将
株式会社Shippio Sales Director
みずほ銀行にて法人新規営業に従事し、若手優秀賞を複数回受賞。SMBマーケットにおける新規獲得で年間1位を記録。 その後、ベガコーポレーション(グロース上場・家具EC)にて、経営企画やSCM戦略部の責任者として、サプライチェーンに関わる戦略立案・実行・オペレーション管理に従事。管轄領域は国際物流から国内保管、国内配送まで多岐にわたる。 フリー株式会社では、カスタマーサクセスやアライアンスの企画立案・運営・パートナー営業などに従事。現在は、株式会社Shippioにて事業会社向けの営業責任者として従事。
開催概要
イベント名 :“物流を経営の武器に” CLOの視点で再構築するロジスティクスKPI
日時 :2025年4月23日(水)13:00-13:40
会場 :オンライン(ZOOM)
参加費 :無料
参加方法 :下記の申込フォームから送信ください。