概要
激動するグローバル貿易情勢の中、企業のサプライチェーンはかつてないリスクに直面しています。特に、2025年8月1日に期限を迎える相互関税猶予措置を巡る日米交渉の行方や、今後の通商政策の動向は、多くの企業にとって喫緊の課題となるでしょう。国際貿易を取り巻く環境は常に変化しており、適切な情報収集と迅速な対応がビジネスの安定に不可欠です。
本セミナーでは、「グローバル貿易の規制強化と企業のリスク管理」を全体テーマに、最新の動向と具体的な対応策を深く掘り下げて解説します。
8月1日の期限を目前に控えた日米交渉の行方と、それが企業にどのような影響を及ぼすかについて、速報解説を交えながら深掘りします。トランプ政権時の通商政策がサプライチェーンに与えた影響を振り返りつつ、不確実性の高い時代において、先行きの見通しを立てるための重要なインサイトを得られるはずです。
続いて、国際貿易法務の専門家であるトムソン・ロイターの森下様をお迎えし、輸出管理やFTA(自由貿易協定)対応における実務トレンドと、コンプライアンス遵守の重要性について、具体的な留意点を交えながらお話しいただきます。複雑化する輸出管理規制への対応策、そしてFTAを最大限に活用するための実践的なノウハウは、貴社のリスク管理体制を強化し、競争優位性を確立する上で不可欠な情報となるでしょう。
規制強化と関税リスクが常態化する時代を乗り越え、持続可能なビジネスを実現するための実践的な知識を得る絶好の機会です。グローバルビジネスを展開する企業の貿易実務担当者、管理者、経営層の皆様に特におすすめのセミナーです。ぜひご参加ください。
アジェンダ
- トランプ大統領の通商政策とサプライチェーンへの影響
- 輸出管理・FTA対応に関する実務トレンドと留意点
- 視聴者からのQ&A
こんな方にオススメ
- 物流・SCMの企画業務を行っている方
- サプライチェーンのリスクマネジメントに興味がある方
- 国際物流の市況データ・動向に興味がある方
- 自社物流に課題意識をお持ちの経営層の方
- 持続可能なサプライチェーン構築を目指す
登壇者
森下 馨
トムソン・ロイター株式会社 コンサルティング部 部長
静岡県生まれ、福岡県育ち。留学のため渡英し、帰国後は日系及び外資系企業にてSCM部門や法務部門に所属。安全保障貿易管理及びFree Trade Agreement(FTA)を含む貿易管理、ビジネスコントロール及びコンプライアンスの管理に従事。2020年にトムソン・ロイター株式会社に入社し、現職に至る。上記経験を活かし、日本国内及びグローバル化に係る貿易業務のDX化を推進。
川嶋 章義
Shippio エバンジェリスト
総合物流会社の配送センターでの現場管理・提案営業、大手電機メーカーでの物流企画を経験した後、国際物流プラットフォームを提供する株式会社Shippioに参画。
貿易領域の業務の効率化・標準化の数々のプロジェクトを経験。
現在はShippioエバンジェリストとして、最新の国際物流情勢をリサーチしながら、500名を超えるセミナーを毎月実施。
開催概要
イベント名 :規制強化と関税リスクの時代に、企業が備えるべきこと
日時 :2025年8月8日(金)11:00-12:00
会場 :オンライン(ZOOM)
参加費 :無料
参加方法 :下記の申込フォームから送信ください。